不毛地帯
- 作者: 山崎豊子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/03/17
- メディア: 文庫
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ドラマもとうとう終わってしまいました。
いつも原作を読んでから見るか、ドラマ(もしくは映画)を見てから読むか・・・悩むところですが、今回はほぼ同時進行でした。
というのも本を読む時間があまり取れないので、テレビと同じくらいのペースとなってしまいました。
山崎豊子作品は以前も紹介しましたが、好きでほとんどの作品を読んでいたのですが、この「不毛地帯」に関しては、戦争もの?だと思っていて、手を出していませんでした。
前半、抑留時代がありますが、商社時代のお話がほとんど。ビジネスのどろどろ系が好きなMOONとしては、やっぱりはまりました。
この作品の主人公、「壱岐 正」。ビジネスのためには手段を選ばない・・・冷酷なのか?野心家なのか?それとも国益のためなのか?
山崎豊子作品によく出てくるのですが、仕事(出世、プライド、野心)のためにあらゆることを犠牲にしたり、利用したりする男。
ドラマの中で、紅子(モデルはデビ夫人と言われています)が、「そういう男嫌いじゃないわ」と言っていますが、私自身も、そういう男は嫌いじゃないです。
笑いのためには、自分の元妻や娘までもをネタにするお笑い芸人とかね。
楽しみだったドラマが終わってしまい、4月からは何を見よう〜?と悩むMOONであります。