年賀状の不思議

今日、会社の女の子から年賀状のマナーを聞いてびっくり。

独身の人に家族の写真付き年賀状を送ってはいけない・・・と何かのマナー本に書いてあったらしい。
独身の人は、家族写真付きの年賀状を見て、落ち込んだり、ひがんだりすると思われているということなのでしょうか。

負け犬期間が長かったbeautifulmoonとしてはどうしても”結婚=幸せ 独身=不幸せ”という世の中の法則みたいなのが我慢できませんでした。どちらの立場でも幸せな人、不幸せな人は同じ位の確率で存在するはず。

この年賀状のマナーと同じくらい不愉快なのが、「よかったね」と言われること。これは私だけが感じることなのかもしれませんが、結婚や妊娠、出産の報告をすると大体の人は「おめでとう」と言ってくれます。中に「よかったね」と言われる方がいますが、この「よかったね」という言葉に上から目線を感じずにいられない私はやはり負け犬気質が強い被害妄想タイプの人間なのかもしれません。

よかったねというのは「不遇な境遇から脱出した時」に使う言葉じゃないでしょうか。独身から既婚に変わるときや子供がいない状態から子持ちの状態になったときに「よかったね」と言われると、独身や子供がいなかった状態が不幸だったみたいに感じてしまいます。

「落とした財布が見つかった」「行方不明の家族が見つかった」「無職の状態から職が見つかった」「長い不妊治療の末、ようやく妊娠した」など、こういう状態の人に対して「よかったね」という言葉が使われるのでは??

まぁ、多分言った人はそこまで深く考えているわけではないと思うのですが、何しろ私のような被害妄想型の人間もいないとは限らないので、おめでたい時には「おめでとう」と言いたいと思うbeautifulmoonです。